名牝と呼ばれる馬たちが参戦するヴィクトリアマイル
創設されて5年。
まだ歴史の浅いヴィクトリアマイルですが、秋は他の番組との兼ね合いや距離適正の問題から、必ずしもエリザベス女王杯にその時の最強牝馬が集まらないのですが、春はヴィクトリアマイルをステップとして安田記念や宝塚記念へ向かいやすいことから、毎年名牝と呼ばれる馬たちが参戦しているのがこのレースの特徴です。
第1回開催は、桜花賞やNHKマイルカップに勝ったラインクラフト。
桜花賞を勝ち秋の天皇賞でも2着したダンスインザムード。
更に秋華賞馬あるエアメサイアが参戦し3強対決で話題を集めました。
第2回開催では、二冠牝馬カワカミプリンセスと秋華賞・宝塚記念を制したスイープトウショウが参戦しましたが、共に大敗し大波乱を演出しました。
そして第3回開催では、64年ぶりに牝馬でダービー馬となった名牝ウオッカが参戦。
当然のごとく1番人気に支持されますが、ドバイ帰りで調整に失敗し大幅馬体減となり、僅差で敗戦してしまいました。
しかし翌年の第4回開催では、同じドバイ帰りだったものの調整に成功し前年以上の人気を集め、レースでも7馬身差の圧勝をおさめます。
これによってウオッカはGⅠ5勝目となり名牝以上の存在「最強馬」としての地位を確立するのです。
2010年の第5回開催では、ウオッカ引退後の最強牝馬の座を賭けて、ブエナビスタとレッドディザイアが参戦し二強対決の様相となりました。
この両馬は前年のクラシックでもライバルとして鎬を削り、また共にドバイ帰りというローテーションで話題を集めましたが、ブエナビスタが外を回り強烈な決め手を発揮して勝利して幕をおろしました。