非常に人気を集めた種牡馬『トニービン』
トニービンは、1990年代にサンデーサイレンスやブライアンズタイムと並んで非常に人気を集めた種牡馬でした。
産駒の特徴は、極端に左回り・・・というより東京競馬場に強かったことが挙げられます。
産駒の通算GⅠ勝利数が13勝ですが、このうち11勝が東京競馬場での勝利です。
孫の世代にあたるカンパニーが2009年に秋の天皇賞を勝ったのもトニービンの血が騒いだのかもしれません。
そのなかでもオークスは3勝(ベガ・エアグルーヴ・レディパステル)を挙げており、成長度と産駒に伝わるスピードとスタミナのバランスから、トニービン産駒にとっては得意中の得意と言えるレースでした。
トニービンの代表産駒として名高いエアグルーヴは、母のダイナカールもオークスを制しており母娘2代でのオークス制覇を成し遂げています。
また秋の天皇賞を17年ぶりに牝馬として制し、ジャパンカップでも2年連続2着になるなど、一線級の牡馬を相手に引かない成績を残したことから「女帝」とも呼ばれていました。
エアグルーヴは繁殖牝馬としても非常に優秀で、初年度産駒のアドマイヤグルーヴがエリザベス女王杯を制して母娘3代でのGⅠ制覇を成し遂げてた他、フォゲッタブルやルーラーシップがGⅠで好走を続けています。
今後はオークスの母娘3代制覇が期待されており、メジロマックイーンが実現した父子3代天皇賞制覇を超える快挙に競馬ファンの期待が集まっています。