産経大阪杯に勝つ方法
創設当初こそ天皇賞春の叩き台としての位置付けでしたが、現在ではこの時期に行なわれる重賞競争としては、もっともハイレベルなメンバー構成となる、春の古馬重賞競争といえるのが、この産経大阪杯の特徴です。
その理由は2000mという距離からくる馬のローテーションの可能性の広さです。牝馬限定のヴィクトリアマイルを除けば、以降に行なわれる古馬GⅠレースは、天皇賞春・安田記念・宝塚記念の3つであり、いずれのGⅠレースにも適応が可能という、2000mの距離が出走馬にとって魅力的な距離でもあると言えます。
天皇賞春に向かう場合は、疲労が溜まりにくいという点が大きな特徴であり、また安田記念に向かう馬にとっては、その後の宝塚記念を目標に据える意味でも、馬の調子や力関係を確認するためにも重要なレースです。また天皇賞春や安田記念を使わずに、宝塚記念を目標とする馬にとっては、大阪杯の後に中京で行なわれる金鯱賞を使う事で、中距離戦を主体としたベストローテーションとなるため、このように3つGⅠレースを視野に、マイルから長距離までの幅広い距離で、叩き台に使える点が最大の魅力です。
過去開設当初より2011年現在で、この3つの春の古馬GⅠで、21頭の勝ち馬を輩出している点も、このレースの重要性を表している大きな特徴の一つであり、毎年様々な路線で活躍を目指す有力馬達の試金石のレースとして、競馬ファンからも大きな注目を集めるレースが、この産経大阪杯なのです。