神戸新聞杯に勝つ方法
神戸新聞杯は関東で開催されるセントライト記念と並び、現在2つある菊花賞トライアルのうちの、関西で開催される菊花賞トライアルとしての位置付けのレースです。
従来京都記念を含め、菊花賞トライアルは3つ存在していましたが、2000年度よりこの京都新聞杯が、春に開催されるダービーの叩き台として、春に開催時期が変更となったため、関西所属馬はこの神戸新聞杯を叩き台として、菊花賞への出走を目指します。
このセントライト記念と神戸新聞杯の2つのトライアルには、上位3着の馬に優先出走権が与えられますが、それぞれ距離と開催時期に違いがあります。菊花賞まで中4週で中山競馬場2200mコースを使用し開催されるセントライト記念と、菊花賞まで中3週で阪神競馬場の2400mコースを使用する神戸新聞杯と、それぞれ菊花賞までのレース間隔と、距離に違いがあるのです。
このレース間隔の違いに関しては、中1週早く開催されるセントライト記念も、本番菊花賞での輸送のロスを考慮すれば、神戸新聞杯とあまり影響は変わらず、むしろ輸送のロスの少ない神戸新聞杯を使える関西馬が、菊花賞では有利な傾向となっています。問題は菊花賞では無く他のGⅠレースを目標に見据えた場合です。
特に天皇賞秋と菊花賞とで馬の距離適正を見極めるために、この2400mという中間に位置する距離は馬の実力を測る意味で重要となり、このレースでスムーズに勝つことができた馬は、菊花賞・ジャパンカップ・有馬記念というローテーションで、逆にこのレースで距離を理由に苦戦した馬は、天皇賞秋に目標を定めるという、距離適正を見分ける事が可能という点が現在神戸新聞杯の大きな特徴ともなっているのです。