阪神大賞典に勝つ方法
阪神大賞典は有馬記念と並ぶ暮れの大レースから、1987年に開催時期の変更を経て、現在は平地最長距離を誇るGⅠレースでもある天皇賞春の叩き台として、競馬ファンの間でも最も有名なレースの一つです。1987年以降このレースを叩き台として、9頭の勝ち馬を輩出していますが、そのほとんどが歴史に残る名馬という点も大きな特徴であり、3,000mという本番に近い距離という点も含め、一流馬の天皇賞春に向けての、王道のローテーションともなっているのです。
この阪神大賞典が最も有名になったのは第44回開催の時であり、勝ち馬である三冠馬ナリタブライアンと、秋に菊花賞と有馬記念を制覇したマヤノトップガンの2頭が、3,000mのレースの中、直線でデットヒートを繰り広げ激戦となった事で、当時の競馬ファンから大きな注目を集め、ここ数年でのベストレースの一つともなっています。
しかしステイヤー敬遠の傾向のある、2000年以降の競馬ではこの阪神大賞典を使わない有力馬も増えており、それ以前に天皇賞春を使用しない一流馬も多いため、長距離界は冬の時代を迎えつつあると言えます。この理由としては生産界での将来の種牡馬価値が大きな理由となっており、ライスシャワーの宝塚記念の事故が大きく影響されていると言われております。
また第44回開催のナリタブライアン・マヤノトップガンの両頭も、本番では中山記念を使用したサクラローレルにまさかの敗退を喫するなど、長距離における疲労というのは決して少なくはないのです。
しかしその後もテイエムオペラオーやディープインパクトなどの名馬は、この阪神大賞典を叩き台として、本番制覇を達成しており、一流馬の王道ローテーションの位置付けは現在も変わっていないといえ、毎年このレースの出走馬にはファンの大きな注目が集まります。