目標として位置づけられる
NHKマイルカップは東京競馬場芝1600mで実施され、それまで日本ダービーのトライアルとして開催されていたNHK杯を前身とし、1996年に第一回NHKマイルカップとして生まれ変わりました。
当時日本ダービーの様なクラシックレースに外国馬は出走できず、3歳春の時期を目標とするレースがないまま過ごしていましたが、外国産馬にも門戸開放という形でNHKマイルカップが創設され、さらに2000m以下の距離を得意とする競走馬にとっても同様で、本レース創設後はこれらの馬の目標として位置づけられる事となります。
2000年に日本ダービーが外国産馬にも開放されるようになるまでは、マル外ダービーと呼ばれ外国産馬は本レースを春の最大目標としていましたが、その後外国産馬のダービー出走も可能となり、国内・海外問わず、3歳マイル最強馬決定戦へと位置付けが変わっていくのです。
過去にはキングカメハメハ、ディープスカイなどがNHKマイルカップから日本ダービーに出走し制覇するなど変則2冠と言われる偉業を達成するなど、1分33秒台の速い時計での決着が多く見られ、3歳・春の時点ではレベルの高い戦いになるのが特徴です。
また特徴としては、関東勢の活躍が例年目立つ事や、皐月賞から日本ダービーに向かわずに本レースへ矛先を向ける馬やダートを得意とする馬が挑む場合も比較的多いと言う点が挙げられます。
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中距離クラシック戦線で活躍する実力馬が多い一方で、マイル適性のある早熟馬やスピードのある牝馬が思わぬ活躍をして大穴を開けるケースもあり、軸となる強い馬が不在の場合は特にこの傾向が表れ、波乱のレース展開となるのです。
東京競馬場1600mはコース形態が難しいと言われ、スタートから下りが続いて第3コーナー手前で坂を登り、そこから再度下りのままコーナーに入るため息を抜くタイミングが非常に難しく、スタミナ消耗戦になるコースでレース経験の豊富な関東騎手が関西騎手に比べると有利と言われています。
そのため、予想の際には騎手についても情報を集めた方がよく、実績のある関東騎手を選ぶこともNHKマイルカップではポイントの一つとなるでしょう。