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最も不利な脚質は?

ダービーの行われる東京競馬場で、最も不利な脚質は何か?と聞かれると多くの方が「逃げ」と答えるでしょう。

府中の長い直線と坂は、他の競馬場なら逃げ残った筈の馬を飲み込んでしまいます。

特に力任せの逃げが通用しやすい短距離と違い、長距離での逃げきりは至難の業と言うことが出来ます。

言い換えれば府中の長距離戦を逃げ切った馬、特に競走馬として未完成な時期に行われるダービーを逃げ切った馬は、ファンからまさに強い馬と認められることになります。

ダービーを逃げて勝った馬は、メイズイ・カブラヤオー・アイネスフウジン・ミホノブルボン・サニーブライアンの5頭です。

特にカブラヤオーの逃げは最初の1200mを71秒8という2000年まで破られなかった驚異的なペースでした。

カブラヤオーは能力は高いが他馬を怖がる性格だったらしく、その戦法しか取れなかったとのことですが、そのレースぶりから「狂気の逃げ馬」の異名で呼ばれたとのことです。

また三冠が掛かった菊花賞で惜しくも敗れたミホノブルボンは、カブラヤオーと異なり「サイボーク」の異名通り、2400mの距離を正確に12秒台のラップで刻み、他馬に影を踏ませないまま4馬身差で圧勝しています。

現在このレースを見ても不利な外枠(15番枠)から、終始リードを保ったまま全出走馬中2番目の上がりでまとめて無敗の二冠馬となっています。

ダービーを逃げ切った馬はいずれもスローに落としての逃げではなく、ある程度のラップを刻んで逃げ切っており、見る側にとって「絶対の強さ」という印象を残しています。

ダービーを逃げ切った5頭は、競馬界を代表する名馬と言っても過言ないでしょう。

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