貴重な国際招待レース
中山グランドジャンプは、障害レースとしては世界で唯一国際招待競走となっており、日本国内でもジャパンカップダートと共に数少ない貴重な国際招待レースです。
中山競馬場の芝4250mで施行され、格付けは障害レースでは最高峰となるG1レースです。
これまで春と秋の年2回開催されていた中山大障害が前身となり、1999年にJRAが障害レースの大幅見直しを行った際に中山大障害・春を名前を改め中山グランドジャンプへと改正されました。
(中山大障害・秋は中山大障害へ変更)名称が変わった現在でも春と秋の中山大障害が最大の目標となっている事は変わっていません。
2000年に海外の障害馬にも門戸が開けられてからは、毎年オセアニアから数頭の実力馬が参戦し、他の国際招待競走と比べると海外馬か勝ち馬を多く輩出し、国際招待競走としての役割を果たしていると言えるのがこの中山グランドジャンプなのです。
一般に障害レースは転倒や落馬などの危険が付きまとい、更には実力のデータがほとんどない海外馬が参戦するので例年予想を立てるのが難しいと言われています。
その中でも過去12回開催で4度、海外馬が優勝しておりオーストラリアのカラジが12歳という高齢でありながら前人未到の中山グランドジャンプ3連覇という大記録を達成しています。
このカラジと共に騎手としても史上初の3連覇を成し遂げたブレッド・スコット騎手は得意の風車鞭で障害競走のレベルの高さを見せつけ、低迷する日本の障害競走を盛り上げ、話題を呼びました。
今週行なわれる重賞安田記念予想レース予想しています。
2011年からは招待レースから、通常の国際競争に変更され、JRAからの招待費の負担はなくなりましたが、ジャパンカップなどの招待レースと比べて見ても、海外馬の適度な勝利数で安定した参戦馬の確保が出来ており今後も海外からの一流名馬の参戦と優勝、そして日本国内での障害レースの更なる発展に期待と注目が集まるレースと言えるでしょう。