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競馬ファンの期待

43年の長きにわたりダービーのトライアル競争として開催されてきたNHK杯。
1953年のテレビ放送開始に伴って「NHK」の冠が付く馬がダービーで好走することがNHKにとって好都合と考えたことが始まりであると伝わっています。

過去このレースをステップにダービーを制覇した馬は16頭を数えますが、1982年にNHK杯を6着したバンブーアトラスを最後にダービーを出すことはありませんでした。
これは、近年の馬優先のローテーションが広まったことから、中2週というローテーションが嫌われ皐月賞組などが出走することが無くなり、出走馬のレベルが低下したことが一因でしょう。
そのなかでNHK杯自体も存在意義が希薄となり、番組改定の波のなかでNHKマイルカップとして生まれ変わっています。

現在は、ダービートライアルとして、1996年から始まったプリンシパルステークスと1984年から続く青葉賞の2つのトライアル競争があります。
しかし本番との関連は薄くいずれのトライアルレースもダービーの優勝馬を出せていません。

しかし一方で生まれ変わったNHKマイルカップは、中2週というローテーションながらも3頭のダービー馬を出しており「変則2冠馬」という新しい称号を得て、従来の皐月賞との2冠馬より更に高い栄誉が与えられています。
今後は従来の3冠に加えてNHKマイルカップを含めた4冠馬の誕生にも競馬ファンの期待が集まるでしょう。

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