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心が揺らぐ万馬券

競馬を知らない素人の方でも聞くと夢を見てしまいそうなほどメジャーな専門用語があります。
「万馬券」これは競馬ファンならば人生の内一度は掴んで見たい栄光の馬券です。競馬のルールが改正される昔は相当に確立の低いものでしたが、三連複、三連単が追加されてから、その発生率はかなり身近なものになりました。しかしそれでも当った本人からしたら、100円が1万円になる倍率ですからこれほどの感動はないでしょう。出走前に出されるオッズにこの倍率が表示されていたら・・・ちょっと心が揺らいでしまいますよね。しかしこれは罠、と言ってもいいでしょう。基本的に法律でギャンブルが禁止されている日本では、例外として「公営」の名の下に競馬などのギャンブルが認められています。これは収益を公益や福祉のために利用する名目の元で可能になってるのですが、そもそもギャンブルが禁止されている理由として、射幸心を煽ることで財産を競馬に注ぎ込み破産してしまう人をなくすためです。ですからいくら公営とはいえ公に射幸心を煽ることはできないのですが、この万馬券の仕組みはその法的な目をうまくごまかして利用者の射幸心を煽る役目を果たしているのです。近年ギャンブル業界も不況のあおりで利用者が減っていく事に頭を悩ましています。パチンコなどの民間産業も客離れが深刻で、不況に強いと言われつつも閉店してしまった店舗を数多くみかけて驚かれた事はないでしょうか?その深刻な状況を少しでも打破するために考えられたのが三連複や三連単なのです。あからさまに利用者の欲望をくすぐる事で競馬に注ぎ込んでもらえるお金を増やそうとしています。これはtotoなどにもあり得る事でして、法の不思議でもありますが、そこは何か取り締まれない大きな理由があるのでしょう。ですから万馬券はやはり当たりそうで当らないのが現実なのです。勝つために競馬をするなら万馬券の誘惑に負けてはいけません。

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